日本医師会・日本医学会 ガイドラインを発表H27.8

HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き
発刊に当たって

http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20150819_hpv.pdf

わが国の子宮頸がん患者数は年間約1万人、死亡者数は約3千人と言われており、その原因の多くが

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によるものとされている。
平成25年4月に定期接種化された子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、がん予防の効果が期待される一方、

接種後に広範な慢性の疼痛などの多様な症状がみられたため、2か月後の6月に積極的勧奨の差し控えが実施された。
日本医師会と日本医学会は、HPVワクチンに対するさまざまな情報がメディア等でとり上げられているなか、

科学的なエビデンスに基づく議論が重要であるとの判断から、平成26年12月に合同シンポジウム

「子宮頸がんワクチンについて考える」を開催した。

同シンポジウム終了後の記者会見において、日本医師会および日本医学会は、現にさまざまな症状で苦しんで

おられる方々に対する診療の手引きを作成することを表明した。

その後、専門家、実地医家の方々に作成に携わっていただき、今般、ようやく

「HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」が発刊の運びとなった。

この手引きが、より多くの臨床の現場で活用され、診療の一助となることを切に願うものである。
日本医師会 会長 横倉 義武

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